結婚式の招待状

なんか、広告は出ちゃうし、
ブログ・テンプレートは提供者の都合で変更を余儀なくされるしで、
ちょっと放置すると、いろいろ起きてしまいます。

なら、放置するな、と言いたいところですが・・・スミマセン。

現在(10月17日)使用しているブログのテンプレートは臨時です。
また、時間がある時にでもイジりたいと思います。


さて。

いまは、陰暦にあたるサカ暦の第四の月(サシ・カパット)。
サカ暦は第四と第十の月に重要な儀式が多い気がします。
第四の月は雨期入り、第十の月は雨期明けの時期ですが、
起源的には、その辺も関係あるのかも知れないですね。
相変わらず、裏付けは全然なしで、体感的にそう感じるだけ、ですが。

それはさておき。
この時期は結婚式の多いシーズンでもあります。
特に今年は別サイクルで巡るウク暦の<結婚式しちゃダメだよ期間>
(ガルンガンからブドゥ・クリオンまでの35日間)
明けと重なったこともあって、特に集中しているような気がします。

夫の親戚もぞくぞくと結婚します。
バリ人は親戚付き合いの範囲が広いですから、
日本だったら、「それはすでに他人の範囲」の人でもまだ親戚で、
私にとっては「この人誰?」という未知なる人の結婚式にも、
親戚として出席することになります(疲)。

しかも日本のように、挙式当日に参列してそれで終わり、
というわけにはいかないのでした。
でもまあ、ここではその辺の長々とした話は割愛します。

・・・で。
最近、面白がって楽しんでいるのが結婚式の招待状です。

ほんの数年前まで、
ヒンドゥの神様やら偉人の絵が印刷されたカードに、
必要事項が印刷してあるだけ、みたいな没個性的なのが殆どでした。

予算の関係でカードで済ませる例は今でもあります。
例えば、こんな ↓ 感じ。


20121017_05.jpg
シンプルな招待状であっても、
カードのデザインは、以前に比べると多彩になりました。
かつて主流だったヒンドゥ絡みの伝統絵画は減り、
こういったコミカルなイラストが増えた気がします。


20121017_07.jpg
新郎新婦の名前、両親の名前、出身地、
そして挙式の日時や場所などが印刷されています。
(今日です・・・ 後で行きます・・・)


20121017_06.jpg
挙式場所の地図も載っていますが、かなり適当なことが多いです。
一般的には、結婚式もレセプションも男性の自宅で行います。
ホテルやレストラン等で豪華なパーティを行うのは、
社会的地位の高いお金持ちか、斬新で開明的なカップルぐらいかと。
あ、比較的最近、海外挙式をしたインドネシア人の話を聞きましたが、
それなんかは、かな~り、特殊な例です。



最近、人気というか、主流になりつつあるのは、
挙式前に披露宴向けの豪華な婚礼衣装を着用して、
絵になるような場所でプロのカメラマンに撮影してもらい、
その写真を招待状に印刷する、というものです。

↓ は、その一例。


20121017_08.jpg
豪華にアルバム風になっています。
この招待状をくれた人は、一般人です。
(かなりお金がかかりますので、当然、貧乏ではないですが・・・)


20121017_09.jpg
王宮風の建物の前で、まるで王様と王妃様。


20121017_10.jpg
でも、新郎新婦の名前を見れば、
二人ともベタな庶民階級であることが一発でわかります。



ちょっと前までは、庶民階級の人が、
王族のような結婚衣装を着用すること自体が憚られたそうなので、
時代は変わった・・・ ということですね。


20121017_11.jpg
こういう撮影場所、写真屋さんが紹介してくれるのか? 自分で探してくるのか?
田んぼの中でウェディング・ドレス姿で撮影しているのとか、
通りがかりに見掛けたことがあります・・・(笑)



でもまあ、先の二つはかかるコストこそ違えど、
珍しくないというか、普通の招待状です。

ところが、こんな招待状も登場しました。



20121017_01.jpg
表紙は、イマドキの招待状としては普通の部類。


20121017_03.jpg
中見てビックリ。
クバヤの下は・・・トレンカ!!! なんじゃこりゃ~
(ちなみに、これも披露宴は今日ですが、儀式の方にすでに出席済)


20121017_02.jpg
裏表紙を見て、さらにビックリ。
高校の制服とかお医者さんの白衣とか、
最初はコスプレかと思いましたよ・・・
(実際は二人が出会い、交際を深めたプロセスの説明らしいです)



この招待状は、バリ人に見せても、皆、
「なんじゃ、こりゃ~!!!」と引いてました。
やはり、まだまだ画期的のようです・・・(笑)

新婦の方が夫の親戚(本家の娘さん)なんですが、
まあ、彼女は近所でも指折りの美人で、とってもお洒落で、
ファッションも流行の最先端を追い求めるお嬢さんなので、
彼女のキャラを知っていると、「さもあらん」な印象もありますが、
それでも儀式そのものは、当人ではなく<親の都合>が優先され、
バリのしがらみに縛られまくった、
保守的なプロセスで進められていますので(現在進行中)、
この奇抜な招待状は、若いカップルのせめてもの自己主張なのかも・・・
などと思うと、また見方が変わります。

でもこれ、両家のご両親も、親戚やら職場の人やらに配るわけで。

しかも、どちらのお父さんも公務員、
それぞれ警察官と校長先生という、お堅い肩書のある人達。
まだまだ保守的なバリの田舎で、さまざまな反応があっただろうな、
と推測すると、なかなか痛快です。


コメント

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こんにちは。私も今年の1月に知り合いの結婚式にちょうどバリ滞在がかち合うぞってことで、「いきたーい」と言っていたら、ご丁寧に招待状をいただき(前日でした)、やはり自己愛な招待状とは噂には聞いていたのですが、実際に目にすると違う意味でちょっとうれしくなっちゃうぐらいの「おおこれが!」ていうヤツでして。

これらは日本を除く、東南アジアや東アジアではよく見かけるもので、たとえば泊まってたベトナムのフレンチコロニアルのホテルでは毎日のように新郎新婦がドレスを着てうっとりと写真を撮っていたもので、お土地柄だな〜ぐらいには見ていたのです。

でもですね!

この自己愛の方々は渋谷にも現れました。
109前でドレス&そーゆースーツの男女がうっとりと、撮影隊を引き連れて、がっつり写真撮影……。

いやはや、数々のゲリラ撮影ぐらいじゃ驚かない渋谷ですが、さすがに渋谷のみなさんも引いていました……。
そのうちバリ島の結婚式招待状のバックにも109が現れるのかもしれません(←それ、どうなんだろう?)

いや〜DTPて無限の可能性がありますね、悪い意味で。。。

グローバル現象だったんですね。

PIYOKOさん

> ご丁寧に招待状をいただき(前日でした)

普通です(笑)


> やはり自己愛な招待状とは噂には聞いていたのですが、実際に目にすると違う意味でちょっとうれしくなっちゃうぐらいの「おおこれが!」ていうヤツでして。

さすがに最近見慣れてきましたが、
最初に見た時はかなり驚きました・・・

私の時は、まだ一般的でなくて良かったです。
もし、当時すでにこれが一般的だったら、きっと夫が・・・(恐)


> これらは日本を除く、東南アジアや東アジアではよく見かけるもので、

そうだったんですね!
最近、「違うのは日本の方」と気付くことが増えたんですが、
これもそうだったとは・・・



> この自己愛の方々は渋谷にも現れました。

グローバル化?



> いや〜DTPて無限の可能性がありますね、悪い意味で。。。

いえいえ、決して悪くはないですよ。。。
私自身は遠慮蒙りますが、他人のを見るのは面白いですから。


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