レゴン・ラッサム完全版@クマンギ・レストラン まずは写真から

バイパス沿いにあるクマンギ・レストランにて行われている、
ティルタ・サリによるレゴン・ラッサム完全版。

ついに観てきました。

通常、観光客向けに踊られているレゴン・ラッサムは、
半分あるいはそれ以下に短縮したダイジェスト版です。
完全版は40分ほどの長い踊りであるというのがその理由です。

ティルタ・サリについても同様で、
毎週金曜日のプリアタン村での定期公演で踊られているのは、
ダイジェスト版です。

でもクマンギ・レストランで行われているショーでは、
敢えて完全版のレゴン・ラッサムを上演しています。

現在では、完全版を踊れる人自体が限られているため、
バリ人でも観たことがある人はそう多くはないはずです。

プリアタン在住で、レゴンラッサム好きを自認している私も、
数えるほどしか観たことがありません。いずれも特別な舞台でした。

この公演、レゴンの踊り手が全て10代前半の少女達であるというのも、
特筆すべき点です。

レゴン・ラッサムという踊りは、
こうしたローティーンの少女が踊るのが本来の姿らしいのですが、
観光客向けの芸能公演では、諸事情により、
もっと年齢の高い踊り子によって踊られることも多いのです。

そうした意味でも、観る価値があります。

そんなわけで、どうしても観たく、
プリアタンでは観られない、プリアタンの芸能を、
プリアタンからわざわざ南部まで観に行ってきた・・・わけでした。

主催は大手旅行会社のHISさんですが、
BALI HOTEL BOOK を通してもご予約いただけますし、
ご自身で直接ウォークインにて行かれることも可能です。
予約方法やスケジュールについての詳細は、
頁を改めてご説明することにして、まずは写真特集!

※全ての写真は、画像をクリックすると、別ウィンドゥにて拡大表示が可能です。


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会場はクマンギ・レストランの奥にあるオープン・ステージ。
屋根付きなので天候不問です。


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ティルタ・サリのスマル・プグリンガン。
見慣れた楽器なのですが、ここで見ると妙な懐かしさを覚えました。


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いよいよ始まります。


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グンデ・イスワラ君による舞台挨拶。
彼はマンダラ翁のお孫さんにあたるマンダラ家の御曹司ですが、
お母様は日本人なので、日本語も流暢です。

この日はたまたま、お母様のマンダラ恵子さんも、
お客様と一緒に来場されてました。


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まずはガムラン曲のスカル・ゲンドゥット(Sekar Gendot)。

見慣れたオジ様達による、聴き慣れた曲ではありますが、
スマル・プグリンガンにはゴン・クビャールにはない雅趣があります。


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うちの親父殿(はるかのじーちゃん)もいます。


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踊り子さん登場。



レゴンの前に、花撒きのウェルカム・ダンスがあります。
ティルタ・サリは花撒きダンスのレパートリーが複数ありますが、
これは金曜日の定期公演でも踊られている、プスパ・ムカール。
はるかの大好きな踊りの一つです。


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踊り子は7人。センターはオリー(本名ワルティニ)。


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左から、Br.カラー出身のアンナ、Br.タルナのオリー、Br.テガス出身のプトゥ。



アンナはバリ芸大卒で、はるかの通う小学校で踊りの先生をしていて、
ティルタ・サリやグヌン・サリでもよく踊っています。
とっても綺麗で優しい先生ということで、はるかは大ファンであり、
彼女が踊っていると、ものすごく喜びます。

オリーは90年代前半に、チョンドンで名を馳せた夫の従姉。
すっかり熟女の貫録。

プトゥは10代の頃、ビダニの踊るチョンドンの後ろで、
ランケサリを踊っていたのが懐かしいです。


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まだまだセンターは譲らないわ! という気迫と貫録を感じます・・・


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プスパ・ムカールが終わると、いよいよレゴン・ラッサム。
まずはチョンドン登場。



この日のチョンドンはトゥブサヤ(?)のアアンちゃん。12歳。

最近、たびたび彼女の名前を耳にします。

今、ティルタ・サリというか、マンダラ系の少女の踊り子では、
彼女がNo.1と言って支し障わりない・・・のかな。
(異論のある方もいらっしゃるかも知れませんが)

金曜日の定期公演でも、よくチョンドンを踊っています。
(アアンちゃんではない日もあります)


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美少女であるのはもちろん、きびきびした動作、大人顔負けの表情、
久しぶりに出てきた華のあるチョンドンと言えそうです。



チョンドンは踊りを習う少女達にとって、最大の憧れです。
いわばスター的存在で、
はるかも、写真を観て「アアンだ!!!」と喜んでいました。

偶然かも知れないけれど、
名のあるプリアタンのチョンドンはトゥブサヤかタルナから出ますね。

トゥブサヤ出身: ユリアティ、ビダニ、メリ、そしてこのアアン。
タルナ出身: オリー、ブディアシ、ロ・ニ、その他ご高齢の方々も多い。

頑張れ、はるか。
(一応、タルナ出身・・・ でも容姿で脱落か・・・)


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ラッサム王とランケサリ姫登場。


完全版でもっとも踊る時間が長いのは主役たるラッサム王。

チョンドンにばかり目が行きがちですが、
完全版では、ラッサム王に高い技量(+スタミナ)が要求されます。


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ラッサム王役のマンアユちゃん。14歳。
華奢でちょっとスタミナ不足な気もしますが、一生懸命踊っていました。


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ランケサリ役のニタちゃん。13歳。
表現力があり、可憐なランケサリ姫を好演。同行の夫は絶賛してました。


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しばらく3人で踊り・・・


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これ、はるかがよく練習してます(笑)


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チョンドン退場。


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二人だけになりました。

座った姿勢から始まるのは、完全版だからです。
レゴン・ジョボックの頭の部分なんかと同じ動きですね。


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体格も近く、動きもよく揃っていて、いいレゴンです。
揃っていないレゴンはいらいらしますが、これは合格です。


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シンクロ率高し!
後ろにランケサリがぴったりくっついているんです。わかりますか?


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ほら、こんな風に。


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ガルーダ乱入! チョンドンの兼任です。


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激しい戦い。




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Legong Lassem Lengkap oleh Tirta Sari Peliatan
@ Kumangi Restaurant



・・・以上です。

単純な私は、かなり感動してしまって、涙が出そうになりました。
(泣かなかったですけどね)

日ごろ、少女達の練習風景を観ていたので、
個人的に感慨ひとしおであったということもありますが、
一般ツーリストの観客の方々も、とても真剣な眼差しで見入っていましたから、
この舞台には、強い力があったと思います。
機会がある方は、ぜひぜひぜひぜひぜひぜひ、ご覧になって下さい。

最後に、踊り子ちゃん達と一緒に記念撮影ができるのですが、
そちらは遠慮させていただきました(笑)。

でも、一般ツーリストの方々はとても嬉しそうに撮影しており、
クマンギのスタッフの方がシャッターを押してあげていました。

クマンギのスタッフの方々、とても礼儀正しく、日本語も上手で、
好感度が高いです。

クマンギのお料理、ショーの予約方法や料金は、別頁にてご紹介いたします。


コメント

非公開コメント

観てきたんだ、いいなぁ~。

素敵な写真をたくさんUPしてくれて、ありがとう。
堪能しました。

プスパ・ムカールは衣装も豪華で、「きれいどころ」がたくさん踊るので、
見応えありますよね。
他のウェルカムダンスよりも、優雅な感じで、ティルタ・サリの良さが出てる気がします。

レゴン・ルンカップ、長丁場だから、余程のファンじゃないと飽きちゃうかと思ったけど、
そうでもないようですね。
きっと完成度が高いんでしょう…。

レゴンとティルタ・サリのスマル・プグリンガンは本当に相性がいいので、
今後も是非続けて欲しい企画です。
年末、私がバリに行ったとき、もしまだやっていたら、
AYAKOさん、是非是非、一緒に行きましょう~!

本当はプリアタンでして欲しいけど…。

Re: タイトルなし

> 観てきたんだ、いいなぁ~。

繁忙期とハリラヤが過ぎるのを待ってから行きました。
結局、はるかは連れてはいかなかったんだけどね。


> 素敵な写真をたくさんUPしてくれて、ありがとう。
> 堪能しました。

写真を撮るのもとても楽しかった。


> プスパ・ムカールは衣装も豪華で、「きれいどころ」がたくさん踊るので、
> 見応えありますよね。
> 他のウェルカムダンスよりも、優雅な感じで、ティルタ・サリの良さが出てる気がします。

はるかとラティが、よく踊ってます。
なんちゃって踊りなんだけど、特徴はよく掴んでる。
門前の小僧達だなあと、つくづく思う。


> レゴン・ルンカップ、長丁場だから、余程のファンじゃないと飽きちゃうかと思ったけど、
> そうでもないようですね。
> きっと完成度が高いんでしょう…。

完成度は高いです。
観光客向けの公演としては、最高峰と言い切れます。

一般の観客も、飽きる様子はなくて、集中して観てたよ。
食事しながら食べるというよりは、食事してから観るスタイルです。


> レゴンとティルタ・サリのスマル・プグリンガンは本当に相性がいいので、
> 今後も是非続けて欲しい企画です。

10月10日までなんですが、それ以降はまだ未定だそう。


> 年末、私がバリに行ったとき、もしまだやっていたら、
> AYAKOさん、是非是非、一緒に行きましょう~!

明日、料金その他をアップする予定だけど、
在住者の財布には、結構、負担な価格なんですよ~(泣)


> 本当はプリアタンでして欲しいけど…。

オダランで奉納してたみたいだけどね。

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