クルンクンの布市場

ブログのリハビリは成功したのか?

私にしては、かなりマメに更新中ですが、相変わらず、
美味しいレストランや、素敵なお店の記事は書けません・・・
(そういう場所と縁のない生活なので・・・)

開き直って、今日はクルンクンの布市場について。


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クルンクンの<布>市場。

食材や生活雑貨を扱っている市場は別にあり、
こちらは、宗教儀式に関わる品々に特化されています。

ただ、<クルンクンの市場>とだけ言うと、
「あれ? ここは違うんじゃないの?」という場所に、
連れて行かれてしまう可能性もありますので、念のため。



そう。クルンクンは布の名産地。

地域の特産品としては、削歯式(ポトンギギ)や結婚式といった、
バリ人の人生の節目を飾る特別な儀式の際に着用される、
ソンケットという高級な手織り布が知られていますが、
産地ならではの価格と豊富な品揃えが、この市場の魅力です。

デンパサール辺りの正装用品の専門店や、
観光地のセレクト・ショップ等に比べると、かなり安いです。

その他、バリの伝統的な絣イカットも豊富です。


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上段の、モチーフが浮き上がる立体織りがソンケット。
下段の、絣織りがイカット。

クリックすると拡大写真が見られますので、
質感の違いがわかるかと。

それぞれについての説明は、別の機会にしたいと思います。
また、オタクな内容になってしまいそうで不安ですが(汗)。



クルンクンの市場では、ソンケットやイカットの他にも、
日常的に用いられる安い腰巻布やクバヤ生地、
男性の正装に用いられるサプッやウダン、
その他、宗教儀式に用いられるありとあらゆるグッズ類が、
所狭しと売られています。

では以下、写真特集にて。


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山積みイカット。
大きめサイズの布も多く、腰巻以外にもいろんな使い道があります。


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高級布地のソンケットもズラ~リ。

価格も、値切るのが申し訳ないほど。

産地によってもモチーフが異なるのですが、
お店の人に訊くと、「これは××産」と教えてくれます。
中には、お店の人の家族が織った布などもあったりして、
誇らしげに広げてくれたりと、なかなか楽しいです。


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今、バリ人の間で流行している無地の布も豊富。


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普段使いにできる布も、もちろん売られています。


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いろんな色、いろんな柄。


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ウダンや帯など、正装に関するものは全て手に入ります。


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男性向けサプッとウダンのセット。
サプッとウダンがお揃いというのも、ちょっとお洒落でいいかも。


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クバヤ布も豊富。

デンパサール辺りの専門店で売られているような、
最新流行や輸入高級生地を求めないのなら、ここで充分。


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子供向けの吊るしの正装セットもいろいろ。

昨年12月に撮影した写真なので、
今見ると、ちょっと流行遅れな気もするけれど。


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正装時に身につける装身具。
最近は金が高いので、メッキ物が定番化しています。


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四角い箱は、お供えを入れて運ぶソカシと呼ばれる籠。


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祠やお供えを置く台の飾り。きらびやかな装飾で一杯。


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別棟の参拝小物売り場。


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グボガンと呼ばれる、背の高いお供えを盛り付ける台。


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お祈りの時に用いる聖水やお花を入れる道具。


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材質は錫なのかな?
細かい装飾も全て手作業で作られている、名産品の一つです。




・・・こんな感じです。

バリ人のための市場ですので、
外国人の嗜好に合わせたデザインのものはないのですが、
その媚びないところこそが、この市場の魅力かと。

価格も安く、布や手工芸品に興味のある人間には楽しい場所で、
訪れる度、時を経つのを忘れ、ついつい長居してしまいます。

興味のある方は、東部に行かれる際にでも、
立ち寄ってみては如何でしょうか。


コメント

非公開コメント

私もかなり昔ですが、クルンクン市場行きました。
小綺麗で、お店の数も結構多いし、布好きにはたまらんかも…。

私が行ったときは、閑散としていました。
でもデンパサールのスラウェシ通りよりも、
じっくり見れて、買いやすい気がします。
店員さんもあまり値段をふっかける感じがなく、
適当にディスコンもしてくれて、いい感じでした。
(いい意味で「田舎くさい」って感じかな~。)

Re: タイトルなし

> 私もかなり昔ですが、クルンクン市場行きました。
> 小綺麗で、お店の数も結構多いし、布好きにはたまらんかも…。

楽しいよね、あそこ。
私もそう頻繁に行くわけではないけど、行くと長居しちゃう。


> 私が行ったときは、閑散としていました。

一時期、かなり閑散としていて、空き店舗も目立ったけど、
最近、インドネシアの好況を反映してか、
活気がある・・・とまでは言わないまでも、廃れ感は薄くなった。
空き店舗も、パッと見た感じではなかったような。
(2階部分は確認してないけど)


> でもデンパサールのスラウェシ通りよりも、
> じっくり見れて、買いやすい気がします。

私、スラウェシ通りは正直、好きじゃないです。
暑いし、観光客と見るとボッたくる店もあるし。


> 店員さんもあまり値段をふっかける感じがなく、

あそこは最初に言われる値段がすでに、
「あ、こんなもの?」というレベルだよね・・・

観光地から来ると、物価の差がスゴイかも。


> 適当にディスコンもしてくれて、いい感じでした。

値切るの悪いな~ と言いつつ、私もしっかり値切っちゃいます。

ウブドとかスカワティとかみたいに、大幅に安くなることはないけど、
これは最初から、あまり掛け値にしていないからですね。


> (いい意味で「田舎くさい」って感じかな~。)

あの田舎臭さがいいのよ~

最近、ウブドは妙にこじゃれてきてしまって、ヤです。
ちょっとダサいぐらいが、肩の力が抜けて、心地いい。


クルンクン市場

私も最近ご無沙汰だったけど、写真見て再訪したくなりました。

産地はシドメンなんでしょうか、ソンケットもずいぶん色遣いが変わりましたね、ちょっとモダンになったっていうのかな?

無地の布エンデッは積まれている状態の色のグラデーションにもうっとりしちゃいます。

あと、この市場のジャジャンも美味しいんですよ。

Re: クルンクン市場

> 私も最近ご無沙汰だったけど、写真見て再訪したくなりました。

まあ、業者さんでもない限り、
頻繁に行く場所ではないですね(笑)

洗練度は高くないですが、肩の力を抜いて買い物できるところが、
この市場のいいところだと思います。


> 産地はシドメンなんでしょうか、

シドメンだけじゃないです。


> ソンケットもずいぶん色遣いが変わりましたね、ちょっとモダンになったっていうのかな?

昔から織りをやっている地域でも、
伝統柄だけでなく、新しい柄をデザインしたりしてるようです。


> 無地の布エンデッは積まれている状態の色のグラデーションにもうっとりしちゃいます。

あれ、エンデッていうんですね。
今、流行ってますよ。はるかも使ってます。


> あと、この市場のジャジャンも美味しいんですよ。

お供えとか果物も売ってます。
この時、カデはマンガを買ってました。

>私、スラウェシ通りは正直、好きじゃないです。

私も全く同感!
店が多すぎるし、通も狭くて歩きにくい。
何よりも、お店の人がソンボンなイメージがあるのよね~。
(店によりけりかもしれないけど…。)
値段もかなり高いくせに、定価販売でディスコンもしてくれないし…。

クルンクンは元々の言い値が適正価格なので、好感度大!
それでも私も勿論ディスコンはするけどね。(笑)

Re: タイトルなし

> >私、スラウェシ通りは正直、好きじゃないです。
> 私も全く同感!

面白い場所ではあるんですけどね、疲れますね。


> 値段もかなり高いくせに、定価販売でディスコンもしてくれないし…。

あそこは、外国人には強気です。
観光客が多いからでしょうね。

あと、最新流行の布は高いかも。

いい生地でも、流行遅れになると値崩れするから。


> クルンクンは元々の言い値が適正価格なので、好感度大!

掛け値なし!

でも、インドネシア語のできない人が行くと、また違うのかも。
その辺はちょっと、わからないです。


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